霧の中に隠れている「正体」を解剖する
「なんとなく、先行きが不安」 「なんとなく、この場所が自分の居場所じゃない気がする」
この「なんとなく」ほど、厄介なものはありません。
明確な原因があれば対策を立てられますが、霧のようにぼんやりとした不安は、私たちのエネルギーをじわじわと奪っていきます。
コピーライター、あるいはデザイナーとして私がクライアントに向き合う時、最初に行うのは「情報の整理」です。
不安も同じです。
まずは、その霧の中にあるものを一つずつ取り出し、テーブルの上に並べてみる必要があります。
私たちが抱く不安は、大きく分けて3つの要素に分解できます。
1.「比較」による焦り: SNSで輝く知人と自分を比べた時に生まれる相対的な不足感。
2「不一致」による疲弊: 本心ではやりたくないことを、義務感で続けている時の精神的摩擦。
3.「未知」への拒絶: 変化することへの本能的な恐怖。
身体感覚を取り戻し、思考のノイズを止める
不安に飲み込まれている時、私たちの意識は常に「ここではないどこか」や「まだ見ぬ未来」に飛んでいます。
10年間のヨガ指導を通じて痛感したのは、心が不安定な時ほど、呼吸は浅く、身体とのつながりが切れているということです。
「なんとなく不安」という状態は、脳がオーバーヒートを起こしているサイン。
そんな時こそ、デザインの原点である「整理整頓」が必要です。
不要な情報、不要な人間関係、そして自分を縛り付けている「勝手な思い込み」。
それらを一度そぎ落とし、余白を作ることで、ようやく不安の正体が見えてきます。
私自身、育児ノイローゼを経験した際は、まず「自分の状態を言葉にする」ことから始めました。
心の中にある泥を吐き出すように書き出す。そうすると、不安はもはや自分自身ではなく、客観的に眺めることができる「対象」へと変わります。
感情を「プロジェクト」として捉える
不安を「解消すべき悪いもの」と捉えるのはやめましょう。
課題(問題点)が見つかることは、プロジェクトが前進するためのチャンスです。
「なぜ私は今、不安なんだろう?」
この問いを、ぜひ探究してみてください。
- 自分のブランドで本当に伝えたいことは何か。
- 自分のサービスが救いたいのは誰か。
そこを突き詰めていくと、不安の正体は、実は「自分の可能性に対する期待」の裏返しであることに気づくはず。
正体を知れば、もう怖くはありません^^
あとは、そのエネルギーをどう表現(デザイン)するかに集中するだけで驚くほどに
状況が整っていきますよ!ぜひ試してみてくださいね!

