立ち止まるのは「終わり」ではない
「今の仕事をこのまま続けて、10年後の私は笑っているだろうか?」
「私の人生、このままで終わってしまうのかな?」
ふとした瞬間に頭をよぎるこの問い。一度考え始めると、まるで出口のない迷路に入り込んだような感覚になります。特に、一つの道を長く歩んできた人ほど、この「停滞感」への恐怖は強いものです。
私自身、39歳という年齢を迎え、これまでの歩みを振り返った時に同じ問いを抱きました。
18年という歳月は、自信を与えてくれる一方で、「もう引き返せない」という見えない壁を感じさせることもあります。
しかし、断言できるのは、「このままでいいのかな」という不安は、あなたのポテンシャルが今の環境を追い越してしまった時にしか現れないということです。
挫折という名の「強制終了」が教えてくれたこと
私は、かつて産後うつと育児ノイローゼを経験しました。それまでのキャリア、活動的だった自分、積み上げてきたすべてがゼロになったような感覚。あの時の私は、「このままではいられない」という状況に強制的に追い込まれました。
しかし、その絶望の淵で気づいたのは、私がずっと「過去の成功体験」や「世間の物差し」に縛られていたという事実です。 不安が消えない本当の理由は、「未来の自分」を信じきれていないからではなく、「過去の自分」に執着しすぎているからではないでしょうか。
「これまでこうだったから」「この年齢だから」という重石を抱えたままでは、新しいステップは踏み出せません。不安の正体は、未来への不信感ではなく、現状を維持しようとする自分への違和感なのです。
あなたのストーリーを「再編集」する勇気
「このままでいいのかな」という問いに対する答えは、外側にはありません。
あなたがこれまで経験してきた「点」と「点」をつなぎ合わせ、新しい意味を持たせること。
例えば、デザインの経験とヨガの精神、そして育児での葛藤。
これらは一見バラバラに見えますが、あなたというフィルターを通せば、世界に一つだけの「ストーリー」になります。
私が運営する「totonoi」や「kulam」といった活動は、まさにそのバラバラの糸を紡ぎ直す作業です。
不安を打ち消すために動くのではなく、不安を「自分をアップデートするエネルギー」に変えていく。
今のままの延長線上ではなく、少し角度を変えた未来をデザインしてみませんか?
そのためのヒントは、すべてあなたの「これまで」の中に隠されています。

